認証マーク

世の中にはいくつの認証マークがあるのだろう。私がよく目にするのは「有機JAS」と「トクホ」かな。この認証マークがなかなかくせものであるという話を聞いてきた。
農林水産省のホームページをみると「有機JASマークは農薬や化学肥料などの化学物質に頼らないで、自然界の力で生産された食品を表しており、農産物、加工食品、飼料及び畜産物に付けられています」とある。消費者にとってはよさそうなことが書いてある。でも、これを取得するには膨大な資料の提出が義務付けられており、その上けっこうなお金がかかるそうだ。国民の健康のため、国の環境のため、次世代のために農薬などを使わずに頑張っている人たちが、安全なものを作っていることを証明するためにお金を払って苦労するってなんかおかしくない?そう考えると、慣行栽培で農薬をたくさん使っていても「農薬30回撒きました」とは表示しなくてもよく、環境に負荷を与えていても何の責任もとらなくていいこと自体、なんかおかしくない?と思えてくる。
 これらの認証マークは売る方にとっても楽な制度らしい。消費者はマークがないと「これって大丈夫かしら?」と考えるようだが、マークがあると思考が止まってしまい、頭の中が「マークが付いているから大丈夫」に変わってしまうらしい。説明する必要がなくなり手間を省けるので、何としても取ってくれという業者もいると聞いた。確かに有機JASにもいろいろあって、完全無農薬もあれば、有機JAS認定農薬を何回か使ってある場合もある。有機JAS認定商品である事は安全な証拠ではあるが、貼ってあれば、何を使ってあるのかとか、どう安全なのかという疑問は湧いてこなくなる。
 「トクホ」は食品とはいえ工業製品なので、もっとあやしいと思っている。医薬品でもないのに、それを摂って血糖値が下がるとか、中性脂肪が下がるなんて、信じがたい。少なくとも全ての人に同じ効果が出るとは思えない。人それぞれ生活習慣や食べる物が違うから、中には下がる人もいる、くらいのものだろう。割高なので買わないと決めている。
 こう考えると、各種認証マークに惑わされるのではなく、何が良くて何が悪いのかというしっかりとした知識が必要なのだろうと思う。買い物するときは考える時間であり、最大の学びの時間でもある。意識はしてなくても、いろいろなことを天秤にかけて商品を選んでいる。その判断材料を多くして、良いものを選びたい。わからない事が多くて困ることもあるが、疑問に思うことを一つ一つクリアにしていけば、いつか自分の中に核となる知識を身につけられるはず、と思って“たねまき”の記事をじっくり読むようにしている。ぶれない知識がいつか身につくと思うと、何となく楽しくなってくるのは私だけでしょうか。子どものように成長できるって、楽しくないですか?


名古屋生活クラブ

  〒452-0802 名古屋市西区比良2-120 フリーダイアル:0120-72-0251
TEL:052-501-0251 FAX:052-503-0967 e-mail: nsc@athena.ocn.ne.jp >>会社概要はコチラ